「自分を大切にするなら、大切にしてくれない男性は選ばない方がいい」というお話

婚活をしていると見た目の印象も大事なので、見た目を変えたりする人って多いと思います。

服装もメイクも身だしなみを整えると、徐々に男性から好意を示されるようになったりしますよね。

私は見た目を変えると男性とデートすることが増え、その男性と良い雰囲気になることもありました。

でも、私はなかなか男性のことを好きになれなくて「このまま一生だれのことも好きになれないかもしれない」と悩んだことがあります。

特に、私を「好き」と言ってくれる男性のことを好きになれないと「なんでこんなに良い人を好きになれないの?」と自分のことを責めてばかりでした。

よく言われている「なんとも思ってない人からは好きになってもらえるけど、気になる人からは好きになってもらえない」というのも経験したことがあります。

こういう風に、出会った男性のことを好きになれないことってあなたもありませんか?

私の場合、すごく大切にしてくれる男性は好きになれないのに、私を傷つけるような男性を好きになってしまうこともありました。

私に好意を寄せてくれる男性を好きになることができれば、こんな苦しい婚活から卒業できるのにと辛くもなりました。

辛くなりすぎて考えているうちに、気付いたことがあります。

好意を寄せてくれる男性を好きになれないのは「自分のどこかに原因があるからじゃないかな」って考えるようになったんです。

さらに、そうやって自分と向き合う中で気付いたことがありました。

それは、男性と一緒にいても「好きになってもらえるか」ばかりを気にして、相手に合わせてばかりいることです。

特に、気になる男性といる時はその傾向が強かったです。

男性の反応を気にして自分の思ったことが言えなかったり、自分のしたいことも伝えられませんでした。

また男性に嫌われたくなくて、誘いを断ったり、反対の意見を言ったりすることもできません。

でも、それって男性に対してだけじゃないことに気付きました。

職場や友達との関係の中でも、一歩引いて付き合ってしまうんです。

周りの人に自分の本当の気持ちを言えなかったり、体調が悪いことさえも言い出せなかったりしました。

私は誰かに「どう思われるか」ばかりをいつも気にして、自分の思ったように生きられないのはなんでかなと思ったんです。

自分の記憶をさかのぼるうちに、もしかしたら育った環境も影響しているのではないかと考えるようになりました。

私は、小さい頃から厳しく育てられました。

兄弟のなかで1番上だったので「お姉ちゃんでしょ」と言われて我慢することも多かったです。

あまり褒められた記憶もなく、褒められるようなことをしても1番上なので当たり前という感じでした。

さらに「次はもっとこうしようね」とひと言つけ加えられるので「何してもダメだ」と自分を否定することが多くなりました。

それでも、親の期待に応えたくて一生懸命に良い子でいるようにしていたことを思い出したんです。

親に怒られないように、いつも誰かの顔色を窺いながら行動するクセがついていました。

私の中では「良い子でいないと愛されない」という方程式がすでにその時から成り立っていたんでしょうね。

それに、私は小さい頃たびたびいじめられたこともありました。

いじめられた経験があると、それ以降さらに人の目を気にして生活するのが当たり前になっていたんです。

私は普通にしていると「誰からでも嫌われるんじゃないか」と怖くなりました。

そういう風に考えているとおのずと「自分の価値が低い」ように感じてしまいます。

これはよく言われている「自己肯定感が低い」状態ですよね。

「嫌われたくない」という気持ちが心の奥底にあるので、ついつい誰の前でも気を遣うことが当たり前になっていました。

特に婚活ともなると「男性から好かれるかどうか」で今後が違ってくるので、普段よりも相手に合わせてしまうことに…。

そのため、婚活で男性と一緒にいるだけでヘトヘトに疲れてしまってました。

一緒にいるだけで疲れてしまうせいで、私は男性を「好き」と思えなくなっているのかもしれないと感じました。

たぶん、多かれ少なかれ誰でも男性に対して気を遣うから婚活アポやデートって疲れてしまいますよね。

私だけじゃないと思います。

一緒にいると疲れてしまうという気持ちがあると、男性のことを好きになるのって難しいじゃないですか。

男性を好きになる瞬間ってそういう気持ちじゃない時、男性のギャップや良い面を知って好きになることが多くないですか?

だから、男性に気を遣いすぎないことも婚活では大切だと思います。

でも、どの男性の前でも気を遣うっていう女性ばかりじゃないですよね。

例えば、恋愛に発展する前の男性や好意を持てない男性の前では、気を遣わずに過ごせる女性もいます。

女性が自然体でふるまえているので、男性も一緒にいて気を遣わずにすみ居心地が良いと感じることができます。

それで男性から好かれるんだと思います。

私の場合、男性に好かれると今度は嫌われたくなくて男性からの好意を感じた途端、自分の意見が急に言えなくなることも…。

また「普段通りの私じゃ好かれない」と思っていた私は、男性と一緒の時間も頑張りすぎてしまうことが多々ありました。

相手の望みや期待に応えたいと、男性とじゃなくてもつい頑張ってしまうところがあります。

余計に疲れちゃいます。

婚活って、一生ともに過ごす相手を見つけることですよね。

相手に気を遣いすぎたり、自分が頑張りすぎたりすると疲れてしまって、長い時間一緒にはいられないです。

そんな女性といても男性も気が休まらないし、癒されないだろうから、結局2人の仲も深まらないまま終わってしまうことがあります。

また、自己肯定感が低い私を選んでくれた人のことを「なんで私なんか」と思ってしまい、違和感を感じていました。

だから、好きになってくれた男性の良いところに気付きながらも「なんか好きになれない」と敬遠してたんです。

たぶん、男性は私の素っ気なさから諦めてしまったんでしょう。

そうなると、今度は「なんであんなに良い人を私は好きになれなかったんだ」と自分を責めて嫌いになるという悪循環に陥りました。

そして「彼にも嫌われてしまった」と自分に原因があるにも関わらず、男性不信にもなっていきました。

私は、自分に自信がないから、いつもなにかに正解を探していました。

恋愛指南本や婚活ブログを読みあさり「どうやったらモテるか」「どうやったら愛してもらえるか」と1番良い方法を追い求めるようになりました。

それで、自分の心をキチンと見つめずにテクニックばかりに走っていた時もあったんです。

そんな時は、まったく男性自身をちゃんと見ることなんてできていませんでした。

男性の内面を見ないままで好きになれるハズありませんよね。

また、自分のこと以外を信じるようになると、他人の意見に左右されやすくなります。

親がこう言ったから」「友達がこう言ったから」と人の意見を優先するようになります。

そうなると自分の基準で相手を選べなくなりますよね。

何かあるたびに、誰かに相談したり、他人の意見を参考にしたくなったりする人は注意が必要です。

自分の気持ちなんて考えることが少なくなって、誰が好きかもどんな人が好きかも分からなくなってしまったりするんです。

もしかしたら自分の基準より誰かの基準を優先しているかもしれませんよ。

自分より誰かのいうことを聞くようになったら、自分を大切にできてない可能性があります。

もし、あなたの意見が他の人とまったく違っていても、それはそれでいいじゃないですか。

あなたの意見が「親と違うこと」「友達と違うこと」「彼と違うこと」って、当たり前にあります。

だって、それぞれまったく違った人格なんですから、意見の相違なんていくらでもあるし、今後も起こりえます。

あなたの意見を親や彼が否定したり、批判したりすることもあるかもしれません。

それでも自分がおかしいなんて思わなくていいし、自分のことを責めたりしないでほしいと思います。

そういう意見もあるんだね、でも私の意見はこうだからと受け入れていいんです。

意見の違いは認めたうえで、相手に歩み寄るのか、そこは譲れないところなのか考えて、またその時決めればいいんですよね。

私は、男性を好きになれないことで婚活が上手くいかず、結果的に自分自身と向き合うことができました。

確かに小さい頃のことやいじめられたことは私の心の持ちようを決めてしまった面はあります。

でも、自分自身の考え方のクセに気が付き、少しずつでも自分を変えることは出来ました。

いつまでたっても自分に自信がないままでいるんじゃなくて、何歳からでも「私が私を1番に大切にする」と考え直すことは可能です。

ちなみに、私は今では親に愛されていたと感じてるし、大切に育てられたので感謝の気持ちはとても大きいです。

厳しいところも、キチンとしつけもしてもらえていたんですよね。

それはたぶん、自分を大切にして、自分を認めたことで、育ててもらった愛情や私を思う親心に気付くことができたからだと思います。

また、いじめられた経験もそのおかげで人を気遣うことができるようになったし、思いやりの気持ちもはぐくめたのでいい経験だったと思えるようになりました。

それは、いじめられただけの記憶じゃなくて、自分を否定しなくなったことで、その時に助けてくれた人もいたことや大事にしてくれた人の存在を思い出せたからです。

私自身の捉え方を変えたことで、もともと愛されたいたこと、親身になってくれる人の存在に気付かされることになりました。

そうなると、自分に対する自信や自分を肯定する気持ちが出てきました。

それでも、小さい頃からの環境や人とのかかわりの中で感じた自分への思いというのは恋愛や婚活にとても影響すると感じたんです。

もし、あなたが自分をありのままに認められていないとしたら、そのせいで恋愛や婚活が上手くいっていないこともあるんじゃないかなと思います。

いつでも「自分の気持ちを確認すること」「自分の気持ちを大切にすること」って婚活をする上で実はとても大切です。

なぜなら、自分軸でいないと男性を好きになることが難しいからです。

男性を好きになれないと悩む人は、もしかしたら自分の気持ちに鈍感で、本当は好みではない男性とばかり会っているのかもしれません。

また、自分が「愛されるべき存在」という風に自分のことを思えているかどうかでも違います。

「連絡をしてくれない」「男性の都合にばかり合わせないといけない」などといった自分を傷つけるような男性を選びがちな人は注意が必要です。

もし、自分のことをとても大切にしているなら、大切にしてくれない男性は選ばないんじゃないかな。

だって、自分を大切にしてくれない男性は自分には釣り合わないとさえ思う自信満々な女性もいるくらいなんですから。

自分に自信があってとても大切な存在と感じているなら、あなたを愛情たっぷりに愛してくれる男性とお似合いだし、そういう男性を選ぶでしょう。

男性からの愛情を受け取れる心でいることも大事なんです。

また、気になる男性ができたら「自分が選んだ相手を信じる力」って大切です。

誰に何を言われても、自分の気持ちを大切にしてください。

もし、自分を責めたり、自分を否定する気持ちになった時はすぐさまベッドに行って寝てください。

クヨクヨ考えると自分のことを嫌いになったりしてしまい、あなたにとっていいことなんか一つもありません。

たっぷり寝た方が肌にも美容にもいいです。

もし自分に自信がない時や男性からの好意が受け入れられない時は、小さい頃からの自分の考え方のクセについて振り返ってみた方がいいです。

自分を1番大切にする考え方ができると、どういう風に行動していくかも変化するので婚活の状況が変わってきます。

自分を否定することは、あなたを傷つけることなので、どうかあなた自身を大切にして婚活をしてほしいなと思います。

自分を認めて、自分の気持ちに寄り添えば、あなたが一緒にいて幸せと感じることのできる男性との出会いに気付けるんじゃないかな。

婚活や結婚において、自分軸でいること、自己肯定感を高めること、自分を信じることってとても重要な気がするんです。

婚活も人生も良いこともあれば悪いこともあります。

それでも、いつでも一緒にいてくれるのはあなた自身です。

婚活レシピ > 婚活の方法 > 「自分を大切にするなら、大切にしてくれない男性は選ばない方がいい」というお話