婚活レシピ
結婚相談所でのお見合いってちょっとしたことで上手くいかなくなる。薬剤師さんとのお見合い編
目次
データマッチング型の結婚相談所に入会
私が30代前半の頃には大手の結婚相談所に登録していました。
データマッチング型と言われる結婚相談所です。
なので、結婚相談所にはなかなか自分から申し込んでまで「会いたいな」と思える男性はいないなと思ってました。
そうなると、お見合いもないから結婚相談所に入会してても出会いはないという悪循環に陥ってたんです。
高いお金払ってるのに活用しないなんて今思うとすごくもったいないことしてます。
結婚相談所なんて使って使って使い倒してやる！くらいの勢いで自分から申し込めば良かったと思います。
自分でも今となれば分かるけど、実際に会ってみないことには相手の良いところなんかも分からないですよね。
データ上には相手の内面や自分と合う部分なんて反映されてないことが多いから、そこが結婚相談所での婚活が難しいと感じるところかなと思います。
それに、写真だと魅力的に感じ取りにくいんですよね。
結婚相談所での出会いではまず「会うこと」にハードルを感じる人も少なくないです。
でも、そういう受け身な態度でいたら「結婚」なんて夢のまた夢になってしまいます。
恋愛や婚活に受け身で消極的だから独身が長引いてる可能性もあるなと自分でものちのち気付きました。
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結婚相談所イノセント代表の坂田さんとの対談で分かった婚活の秘訣！
アドバイザーさん手作りのお見合い
結婚相談所に入ったはいいけど、お見合いに結びつかない私を見て担当の結婚相談所のアドバイザーさんが面談をしてくれました。
データマッチング型の結婚相談所はあまり手厚くないと言われてるのを見たことあるけど、私の担当者さんはそんなことありませんでした。
結婚相談所での出会いは結婚相談所のスタッフさんや担当者さんによるとことも大きいです。
なので、結婚相談所に入会しようかなという人は資料を取り寄せてよく読んで見比べた上で気になる数社で話を聞いた方がいいですよ。
そして、話してくれた方が担当になるのかどうかも聞いておくと安心です。
この頃の私は男性に求める条件は正直に言うとすごく高かったです。
でも、自分の理想は世間では高すぎると言われると分かっていたので結婚相談所のアドバイザーさんにも素直に打ち明けるということはできませんでした。
なので、相談にのってくれているのに担当者さんにも本心は明かさないという感じだったんです。
私が伝えたのは自分より年収が高くて優しくてさっぱりした顔の男性がいい、他はそんなにこだわらないということでした。
結婚相談所の担当者さんは「あなたに会ってほしい良い人がいる」と言ってくれました。
それで、担当者さん手作りの引き合わせをしてもらうことになったんです。
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お相手の男性はどんな人？
お相手の男性は私と同じ県内に住む同年代の人でした。
身長は170㎝くらいでそんなに高くはなかったですが、私はあまり男性の身長にはこだわらないので気にならなかったです。
職業は薬剤師で年収は600万円台、年齢は30代前半でした。
お見合い相手のスペックでいうと結構良いほうじゃないかなと思います。
結婚相談所の担当者さんからは「転勤もないし、爽やかだし素敵な方よー」と言われていました。
その頃の私は県外に引っ越したりするのも嫌だったので転勤がないところは魅力だなと思いました。
お互いお見合いをOKし、お見合い当日は結婚相談所でまずお引き合わせがありました。
お見合い当日
お昼間に結婚相談所で待ち合わせて担当者さんからお互い簡単に紹介され初めて会いました。
見た目はお笑い芸人の品川庄司の庄司さんの方に似た感じのさっぱりした方でした。
品川庄司の庄司さん似なので「庄司さん」と呼ぶことにしますね。
確かに庄司さんは爽やかで服装も普通で嫌なところも特になくどちらかと言えば好印象な方でした。
初めてのご挨拶を終えたあと2人で外にお茶をしに行くことになりました。
結婚相談所からすぐ近くの喫茶店を担当者さんが教えてくれていたので、その喫茶店に行きスムーズに席につけました。
お見合いではできるだけスムーズにお店に入れた方が雰囲気が悪くならなくていいですよね。
人も多くなくて会話しやすいお店をいくつか知っておくとお見合いをする場合に良かったです。
それに、結婚相談所のスタッフさんたちは仕事柄お見合いしやすいお店も良く知っているので聞いておくと助かることも。
庄司さんの趣味は筋トレでジムに行ったり、ランニングしたりしているそうでした。
私も運動は好きな方なので話も弾みました。
また、一人暮らしということもあって「たまに料理もする」と言っていました。
庄司さんは休みの日に家で過ごすこともあるそうで、好きな映画や音楽の話もしました。
会話は楽しかったのですが少し細かいところもあるのかなと感じました。
いろんなことを話しましたが、まだ私は浅いところでしか男性と会話してない時期だったので当たり障りないことしか話せてませんでした。
それでも好きなことをたくさん話せたので会話自体は盛り上がりました。
話しているうちに2時間近く経っていて、そこで庄司さんの方から「連絡先を交換しませんか？」と言ってくれました。
データマッチング型の結婚相談所では自分たちで連絡先の交換はしていいことになっているところが多いみたいです。
それに、結婚相談所の担当者さんからもそれぞれに連絡先交換をするように言ってくれているところもあるんです。
庄司さんとは会話も弾んだし、共通の趣味もあって好印象だったので連絡先の交換を男性から言ってくれたのも嬉しかったです。
当時はまだLINEもない時だったのでメールアドレスを聞かれてお互いメールアドレスを交換し、携帯に登録してお別れしたんです。
お見合いの後
その時はお見合いで新しい男性と会えないならどこかで会える場所に行かなくちゃとも思ってたし、婚活にも意欲的な時期でした。
そのため一旦少し休憩して夜から婚活パーティーに参戦して帰宅したんです。
1日の間にお見合いと婚活パーティーを予定に入れ込んだらその日の夜はヘトヘトになりますよね。
新しい男性にいっぺんに会いすぎて、しかも見知らぬ人に気を遣って話すのでいくら婚活のためとはいってもやっぱり疲れちゃいます。
帰宅してその日はあっという間に寝てしまいました。
本当ならこちらから男性へお礼のメールなりしていた方が良かったと反省したんですけど、その時は私も受け身だったので何も考えていませんでした。
翌日も頑張って昼間に婚活パーティーに参加しました。
忙しかったので男性からメールが来てたりしてたんですけど返信も滞ったりしてたんです。
「忙しい」を言い訳にしちゃいけないなとのちのち反省しました。
婚活パーティーのあと帰宅し、家でまったりしているとスマホが鳴りました。
「誰かなー」と思ってスマホを見てみるとメールがきてます。
それで、メールを開いてみるとメールアドレスが表示されてはいるけど名前が分かりませんでした。
メールで分かるかなと本文を読んでみたものの「会えて楽しかったです。また今度ご飯でも行きませんか？」という内容でした。
昨日か今日のどちらかで会った誰かだとは思ったんですけど、当たり障りのない内容だったから正直どの人か分かりませんでした。
そこで、私は相手に失礼だとは思ったんですけど思い切って返信しました。
私から「メールありがとうございます。大変申し訳ないんですけどメールに名前がなくてどなたか教えてもらえると嬉しいです」と送りました。
そうすると返信がすぐにあったんです。
返信のメールには「結婚相談所のお見合いであった庄司だけど、どうせ断るにしても登録くらいしとけ。最低な奴だな」とありました。
他にも「お前みたいな奴と会って時間の無駄だった」など、罵詈雑言がメールに書いてあったんです。
そんな悪い言葉を言われたことなんてあまりなかったので、驚いてスマホ落としてしまったくらいだったんです。
調べてみるとちゃんと私は庄司さんの連絡先は登録してたんですけど、携帯会社がお互い違っていたので名前が表示されなかったみたいでした。
それからも私の携帯電話の会社と違う会社だと名前が表示されないことがしばしばあったので、登録してないワケじゃありませんでした。
でも、些細なことでまだ1度しか会ったことない私に罵詈雑言を言えるくらい怒りやすい庄司さんのことが怖くなりました。
今なら謝って弁明すると思うし、結婚相談所の担当者さんに説明して話してもらうかもしれません。
その時はただひたすら怖い気持ちと関わりたくないという気持ちになってしまったので、その罵詈雑言に返信することもしませんでした。
結果、庄司さんからの罵詈雑言を無視した形になりました。
また、結婚相談所の担当者さんにもこの1件は相談せずにそのままなかったことにしてしまいました。
↓ 婚活が上手くいく方法を知りたい人は、こちらの記事もご覧ください。
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この1件で学んだこと
婚活で知り合うとまだ相手のことをよく知る前に少し話した程度で相手のすべてを分かった気になってしまうことってありませんか？
頭の中では人には良いところも悪いところもあるって分かってるけど婚活となると無意識に厳しい目で見て判断してしまうことがあるんです。
たぶん仕事などでよく会う間柄で相手の人間性を知ってからだったら違っていたかもしれません。
仲良くなってからだったら私のうっかりしやすいところに庄司さんも怒らなかったかもしれないですよね。
婚活になるとたった1回のお見合いやデートでみる相手の1つ1つの行動ですべてをジャッジしがちなんだなと感じました。
婚活をしてると関係が希薄なうちに相手を切ってしまいやすいです。
私はその当時すぐに相手を見切ってしまっていたので良いご縁を自分から遠ざけてしまってたんじゃないかなと思います。
お見合いや婚活パーティーとかで出会った男性に対して「あり得ない」って思うことがしょっちゅうありました。
でも、相手の行動や言ったことを悪く捉えがちだと誰とでも良い関係を築くのが難しくなっちゃいます。
知らない相手だと悪く捉えてしまいがちになりやすい気もするので気を付けないといけないなと学びました。
相手のことをまだ知らないからこそ自分から知ろうとする努力がいるし、相手の考えや言動、態度を「違い」として捉えてみることも婚活では大事かもしれません。
そして、出会ってすぐの時は自分の相手に対する態度や対応って丁寧すぎるくらいでもいいかもしれないです。
また、相手も婚活をしてるんだという気遣いも大切かなと思います。
相手も自分も婚活では色々な人に出会ってるかもしれないからメールやLINEでは自分の名前が相手に分かりやすくしておく方がいいです。
それに、特に最初は誰だか分からないようなメールやLINEを送らないようにしましょう。
当たり障りのないLINEを送るよりは会った時に2人で話したことや盛り上がったことなどを入れて送った方が相手も思い出しやすいです。
それに、会話の内容を覚えててくれたと好印象にもなりやすかったですよ。
まとめ
学校や職場なら嫌でもまた会う機会ってありますよね。
だから最初は「嫌な人」て思ってもあとから好きになるパターンとかもあります。
でも、婚活って最初に「なし」って思われたらそこでお終いになっちゃうケースがほとんどです。
お互い育った環境も違うし、性格も受け取り方だって違います。
だから、相手も良かれと思って言った言葉や相手が取った態度も自分の受け取り方次第で良い方にも悪い方にも変わることがあります。
まぁ、庄司さんの罵詈雑言は恐怖でしたが私もその時にちゃんと説明すれば違っていたのかもしれないと思いました。
でも、まだ関係性が築けてない時にすごい剣幕で怒ると相手は離れていっちゃうとは思いますけど。
ただ婚活では1つ1つの出会いを無駄にしないように自分と合わないところを探すんじゃなくって、相手との違いとして受け取ることが大事な気がします。
それに、婚活ではついつい相手を見る目が厳しくなりがちだと思ってた方がいいです。
それを踏まえて嫌じゃなければ3回くらいはデートした方が婚活って上手くいきやすいと思います。
昔、先輩に「結婚する前は両目で相手をしっかり見て、結婚してからは相手を片目で見た方がいい」と言われたことがあります。
けど、婚活中だって最初から両目でしっかり見てたら上手くいくものも上手くいかなくなっちゃいます。
相手を知りたい、相手を知ろうという気持ちで婚活することが大事かなと感じました。
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